過去のアメブロを整理していたら
普通に文章を書いていたつもりだったけど
上から目線だったなぁ
そんな風に思ったんです。
そして昨今、ちらほらと聞かれる
「スピリチュアルが好きな人ってさ」という声を思い出したのです。
今回は
・スピリチュアルな上から目線ってどんなものか?
・回避するにはどうしたらいいか?
私が思っている事
実践している事を書きたいと思います。
スピリチュアルな上から目線とは?
スピリチュアルな上から目線って具体的にはどんな感じだろう???
私なりに考えてみました。
例えば
台風で日本全国が大きな被害があっている中
みなさんは浄化されているのです
SNSで発信したり
うっそ~!!。
だからオーラが変なんだよ
聞いてもないのに色々と言ってきたり
インスタやFacebookでお友達申請をされたからフォロー返ししたら
いきなりDMで
こんなメッセージがきたり
さらには
SNSで引越しのことを何気なく書いたら
止めた方がいいです
これまた見も知らない人から言われたりとか
職場などで、ちょっと体調不良を話すと
急に望んでもないのに言われたりとか。
本人たちは良かれと思って言っていることですが
その根底には
「私が言っていることは間違っていない」
「私は正しい」
そんな思いがあるので上から目線に感じるのだと思います。
ようは
「私って凄いでしょ?」
こういう気持ちが見え隠れしている感じが
スピリチュアルな上から目線に思えるのだと思います。
ちなみに
過去の私もこの道を通り
このブログは自戒の念を込めて書いてます。
スピリチュアルな上から目線に何故なってしまうのか?
スピリチュアルカウンセラーを始め
スピリチュアル好きな人たちから時折
「覚醒した」
「悟った」
こんな言葉を聞かれます。
(ちなみに私は悟ったとも覚醒したとも思っていません)
人のことはよくわからにので、そう口にしている方々が
どういう意味で「覚醒」「悟り」を使っているのかわかりませんが
そういう風な思いが自己愛につながり上から目線になっているような気がするんです。
「私って凄いでしょ!!」
「私ってこんな体験をしたんです、だから教えてあげるから!!」
その思いが上記の言葉になって
同じ表現でも小さな言葉使いに現れて
「この人上から目線だなぁ」って思われるような気がします。
私は凄いの奥にあるのは「自己防衛」なのかもしれない
「悟り」とか「覚醒体験」とか
自分の世界観でブログにしたり
発信したりするだけならまだしも
聞いてもないのに
「あなたのオーラの色って変よ」
「あなた、悪霊がついてるよ」
などなど
おせっかいを通り越した人が見られます。
そういう人たちは本当に自己愛に満ち、自信があるのかなぁ?って思うのです。
むしろ逆のような気がします。
スピリチュアルって実は、世の中のほんのごく一握りの人しか信じていない世界です。
過去には
あの江原さんさえ散々叩けれました。
さらに
「幼少期から見えたり聞こえたりする人」
「現実に違和感を感じている人」
こんな人は、どうしても
「どうせ私のことは誰もわかってくれない」って思いが案外強いような気がします。
実際、私はそうでした。
すると、どうしても自分を守ろうとする言動が無意識に出ている可能性が高いんだと思うんです。
かくいう私も、本当に行き辛くて大変で
だから、こっそり書いていた10年前のブログは、なんか上から目線なんだと思います。
今も私の心の奥底には、異端児だとか、人と違うという思いが入っていますが
昔はもっと酷くて
だから自分を守るために、防衛するために上から目線のような文章になってしまったんだと思います。
ちなみに10年くらい前のブログです。
私は悟った、覚醒したと公言し
聞いてもいないのに
SNSでも現実面でも
一方的にアドバイスやダメ出しをする場合の奥底には
「どうせ誰もわかってくれない」という自己否定感があり
誰かに認めてもらいたいという必死な思いがあるのだと個人的には思ってます。
まぁ、精神世界なんで
そういうのも有りだと個人的には思っていますが。
私が気をつけていること
私は自分自身が非常に痛い人だった時代があるので気をつけています。
では、どういうことに気をつけているのかと言うと
スピリチュアルには罠がたくさんある
それを知ることです。
これは私が主宰しているスピリチュアル講座を受講される方にもお伝えしていることです。
どんな罠かと言うと
・見えたり聞こえたりする場合は特別意識の中にハマる
・全部、シンクロのせいにする
・スピリチュアルは理解されなくて当然だと思ってしまう
・「悟り体験」「覚醒体験」と本当の悟りや覚醒を間違える
・上から目線になる時は知らず知らずになっている
・反対意見を受け入れないことが多い
・科学や西洋医学を否定しがち
・スピリチュアルな罠は気をつけていてもはまってしまう
・現実を見なくなる
・スピリチュアル好きな人とばかり仲良くなり感覚がズレていることに気がつきにくい
もしかしたら、もっと沢山あるかもしれません。
上記のことは非常に大切にしています。
スピリチュアルよりも心理学の方が進んでいるのかもしれない
スピリチュアルな業界で言うところの
・ハイヤーセルフ
・インナーチャイルド
などなど一見科学や医学とかけ離れた感じがします。
なので
「私たちは誰からも理解されない分野を追求している」というモードに浸りがちですが
はたしてそうなのかな?と思うのです。
実は河合隼雄さんは著書「無意識の構造」のなかで
ハイヤーセルフ、ガイドと言われている存在を別の切り口で書いてます。
(河合隼雄:心理学者、京都大学名誉教授、元文化庁長官などを務めた方です)
要約すると
潜在意識、顕在意識を含め統合した存在を自己と呼ぶ。
その自己は無意識界に存在し、それを知ることはできない。
しかし、自己の側面を夢やビジョンで知ることはできる。
時に自己は「老賢者」や超人的な姿を取り現れ
常識と隔絶した助言を与えたりする。
常識に囚われずに、その助言とおりに行動すると成功したりする。
これはスピリチュアルカウンセラーが
「ガイド、ハイヤーセルフ」と呼んでいる存在とほぼ同じように思えます。
「全ての答えは自分の内側にある」という言葉は
実は心理学の方が現実的に研究や取り組みをしてきたのではないかと個人的に思っているのです。
まとめ
あくまでも個人的な見解ですが
今回はスピリチュアルな上から目線とは
・聞いてもいない事を一方的に
「私は何でも知っている。
私は正しい」というノリで行ってくる場合に多く見られること
・他人の気持ちを考えずに災害時に「浄化」と言ったりする
回避方法
スピリチュアルな罠を知っておくこと
またハイヤーセルフなど自分たちだけの世界観だと思いがちだけど
心理学などは専門的に語られていることなど
多角的な知識を得ようとすることが大事
私自身、色々な罠にはまらないように気をつけていきたいと思います。